岸みつぞう オフィシャルウェブサイト

地域での取り組み

神門慶人会定期総会

2014年 5月 30日

―賀寿と功労者に称賛状、感謝状を贈呈―

朱鷺会館において、約200名の出席のもと神門慶人会定期総会が開催されました。大野会長のあいさつに続き、昨年白寿、米寿、60年婚、金婚の方々への称賛状が贈呈され、功労者の方々にも感謝状が贈られました。

また、平成25年度の活動報告、決算報告、平成26年度の活動計画、予算が満場一致の拍手により承認されました。

神門地区では2,400戸のうち高齢者のみの世帯が500戸を占め、5人に一人が高齢者となっており、その数は年々増加傾向にあります。その中にあって、慶人会の方々の「わがとこネットワーク」を活かした声掛けや見守り活動には頭が下がる思いです。今後も自治協会や社会福祉協議会などで十分な支援をすると同時に、若者が積極的な社会参画をし、お年寄りを大切にしていく活動が必要だとあらためて感じさせられました。

総会終了後には、出雲市民病院の鈴木正典医師による「昔語りは元気の元」と題した講演、花みずきの会による舞踊も披露され、元気な神門づくりの契機となった一日でした。

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参議院農林水産委員会出雲地方公聴会

2014年 5月 27日

―出雲市で初の開催―

農業の大規模化や企業参入の加速化を進める「農政改革」2法案について、参議院農林水産委員会の地方公聴会が出雲ロイヤルホテルで開催され4人の公述人が意見陳述しました。

長岡市長は「農業政策がころころ変わり、安定的な農業経営ができない。特に中山間地域の多い地方では国の継続的な支援が必要である」と述べました。

いずも農業協同組合の岡田常務理事は「生産調整の方向性を非常に不安視している。国は責任を持って取り組むべきだ」と述べました。

有限会社グリーンワークの山本代表取締役は、米の直接支払交付金の半減・打ち切りにふれ、「今後も続くとの判断のもとに設備投資・事業拡大した。その返済が残っているなかでの廃止は大きな事業計画変更を余儀なくされる。赤字の補てんのねん出は死活問題だ」と陳述しました。

樋ケ美郷町副町長はUIターンの若者による農業参画への取り組みを報告し、「美郷町のような中山間地では高齢化と農業の担い手不足が深刻な問題。国にはそうした支援策にもっと取り組んでほしい」と陳述しました。

その後、各党7名からの質疑がありましたが、総じて地域の農業政策には疎い感は否めませんでした。農業の現状は地域でまちまちですが、国としてこうした課題を網羅できるような使い勝手の良い支援策、特に島根県においては担い手不足の解消と草刈りなど効率の悪い中山間地域への支援策が急務であると感じました。

 

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斐伊川総合水防演習・島根県総合防災訓練

2014年 5月 24日

―災害に備え大規模な演習を実施―

国土交通省中国整備局と県、斐伊川水系の7市町が主催する大規模な水防演習、防災訓練が斐伊川河川敷公園において実施されました。

当日は、晴天のもと斐伊川水系7市町から総勢395名の水防団のほか、警察や中国電力など59団体、約1200名が参加しました。

演習では、昭和9年の水害時に斐川町阿宮に設置された伝統的な水防工法や情報伝達、送電、炊き出しなどの訓練のほか、倒壊建物や車両からの救出、ヘリコプターを使った負傷者の搬送、孤立者救助の訓練などが行われました。

また、地元住民が防災に関して実体験できるブースなども充実しており、一般の来場者も多くありました。いつ来るかもわからない大規模な災害に備え、日頃から訓練などに参加し、ノウハウを学んでおくことがいざというときに役立つのだと思います。

集結した水防団

集結した水防団

伝統的な水防工法

伝統的な水防工法

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神門地区農地と水と環境を守る会総会

2014年 5月 17日

神門コミュニティセンターに68名の出席を得て、「神門地区農地と水と環境を守る会」の総会が開催されました。岩瀬会長のあいさつの後、平成25年度活動報告、収支決算報告、続いて平成26年度活動計画、収支予算が提起され、それぞれ承認されました。

この会は、平成19年度から取り組みを進め、今年で7年目を迎えています。これまで、休耕田を利用したひまわり迷路体験・花見会のイベントなどの実施や用排水路の補修など、地域にとって有益な事業を積極的に行っています。

支援交付金が減額されてはいますが、過疎化、高齢化など地域の農業や集落の環境を取り巻く環境が変化していく中で、この活動はますます重要な役割を担うものです。地域住民が一体となって地域活性化に寄与する取り組みを継続していくことが必要です。

総会のようす

総会のようす

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自治労八市スポーツ大会 ―ドッヂビーで汗を流す-

2014年 5月 17日

大田市総合体育館において、自治労八市連絡協議会スポーツ大会が開催され、私も出雲市職員連合労働組合の一員として参加してきました。

種目は「ドッジビー」というニュースポーツで、ドッジボールのボールをフリスビーに替えたような競技でした。

予選リーグは若手の活躍もあって、全勝での通過となりました。私はというと途中脳震とう起こしながらもそこそこの活躍をし、当てられたのは1回だけでした。決勝は、大田市職員労働組合との対戦となりましたが、相手のプレーヤを全員アウトにするという離れ業で圧勝し、見事優勝を飾りました。

職員の皆さんとは普段なかなか一緒に汗を流す機会は少ないですが、久しぶりに仲間とさわやかな汗をかき、団結も強まった一日となりました。

スポーツ大会の一コマ

スポーツ大会の一コマ

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第7回 神戸川の潮発電所水利使用に関する調整会議

2014年 5月 15日

―水利使用期間が焦点―

朱鷺会館大ホールにおいて、島根県、出雲市、飯南町、美郷町が参加し、調整会議が開催されました。今回の会議では、前回からの動きの報告、水利使用更新などに関する中国電力からの再提案が行われました。

中国電力は、これまでの経過を踏まえ、来島ダムからの増放流計画として3月から11月は常時2t、12月から2月は1t~2tの放流、減水区間対策として八幡原堰・窪田堰での魚道の改修と明谷堰・川崎堰の魚道改修に協力するとともに来島ダム貯水池の水質保全対策を行い、水利使用期間は15年としたいとの考えが示されました。

これに対し長岡出雲市長は、地元では5年で分水廃止の声がある中、水利使用期間の15年は長すぎるとし、再考を求めました。飯南町、美郷町も出雲市の意見を尊重するとして、議会などとも調整をはかったうえで次回の会議を持つこととなりました。

この問題は、30年の水利使用期間が更新を迎えた一昨年から、流域住民による運動が持ち上がり、2年近く議論がされてきています。この間、分水による河川環境の悪化はありますが、ダムからの放流量の限界や潮発電所の位置づけも同時に考えていかなければならない問題だと思います。水利使用期間については短縮し、できうる限りの増放流がなされることが必要であると考えます。

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民主党地方自治体議員フォーラム総会・研修会

2014年 5月 12日

―民主党フォーラムに初参加―

民主党が主催する「2014年度地方自治体議員フォーラム総会・全国研修会」が京王プラザホテルで全国から約500名の自治体議員が参加して開催され、初参加してきました。

総会では、同フォーラム参加者の推移、昨年設置された自治体議員局の取り組み、フォーラム研修会等の開催状況、今後の課題について報告・提案がされ、了承されました。

続いて、党を代表してあいさつに立った海江田万里代表は、「民主党のバラバラ感の克服、国会議員中心の政党であることを見直して自治体議員を大切に地域から民主党の立て直しを図ることの2つの課題が明らかになった。私たちは生活者、納税者、消費者、働く者の対場に立ち共生社会を目指す」と述べられました。

研修会では「スタート・オーバー出直そう民主党」と題して船橋洋一・一般財団法人日本再建イニシアティブ理事長の講演がありました。現在政治が直面している課題として人口問題、中国の攻勢と地政学的な変化、政党デモクラシーの足場が崩れつつあることの3つを挙げ、これらを真正面から取り組む政党を国民は期待しているとの指摘がありました。

続いて、桜井充政策調査会長が党として取りまとめを行っている「民主党の経済政策について」の講演がありました。

全国の人口減少の実態について「2075年には現在の60%にまで減る。同時に人口減少の背景については非婚による出生率低下が大きな原因だ」と指摘し、「結婚したいと思う人がきちんと結婚できる社会をつくることが重要」だとして、不安定で低賃金の雇用が増えることで低賃金のために結婚できない社会になり少子化につながっていくことも問題提起されました。そして民主党は、地方の意見も踏まえたうえで5月中に経済政策をまとめ上げていく考えを表明されました。

2日目の「民主党の農業政策について」をテーマに行われた第2分科会では、大串博志、徳永エリ参院議員、玉木雄一郎衆院議員から、民主党が推進する農業者戸別所得補償制度、ふるさと維持支払3法案についてと、自公政権の農業政策と民主党の農業政策との比較が丁寧に説明され、民主党の農業政策の方がはるかに優れており、これからもしっかりと取り組んでいくとの報告が行われました。

農家を守ることはふるさとを守ることになることだとの共通認識のもとで農業政策を考えていく必要があると感じました。

海江田代表のあいさつ

海江田代表のあいさつ

第2分科会

第2分科会

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