― 農業施策振興に関する意見交換 ―
平成30年度出雲市農政懇談会が、ラピタにおいて、出雲伊農政議員連盟、出雲市農林水産部、JA職員、出雲市農政会議役員の総勢約100名参加のもと、開催されました。
研修会では、議会側として福代議長による「地方寺遺体を取り巻く状況と出雲市議会の取り組み」多々納議員から、「地域を支える農村協働力」、湯淺議員からは、「出雲市の広報公聴について」と題した講演が行われました。
懇談会では、出雲市の直面する農業施策の課題について、農政会議より6項目(①農業情勢への的確な対応について、②農事用電力の経過措置の継続について、③リース事業の実施について、④農業用廃棄ビニールに対する財政支援について、⑤強固な農業基盤の実現について、⑥農作業環境の改善について)利^巣事業のにわたる要望事項が提出され、それぞれ議論しました。
特に、農業用廃棄ビニールの処分費については、中国の輸入制限による影響を受け、約2.5倍の費用が掛かっていることや、中山間地域の除草作業、毎年増加している有害鳥獣対策などについては、予算の拡充も含め対応してほしいとの強い要請がありました。

あいさつする出雲市農政会議安達会長
農業施策の課題は、主に農業の担い手、高齢化の問題が要因となっているものがほとんどだと思われます。限られた財源の中で施策を実現していくためには、国・県の施策を含めた抜本的な改革が必要だと感じました。