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議会での取り組み

予算特別委員会(総括質疑)

2020年 2月 28日

― 財政健全化に向け事業の選択を ―

 予算特別委員会が開催され、総括質疑が行われました。会計年度任用職員制度の施行による影響や財政計画における4つの策定方針、政府予算の有効な活用などについて質疑がありました。

令和2年度の一般会計予算は、過去最大となる841億6,000万円が計上され、基金の取り崩し額、市債発行額が増大するなど、財政への影響が懸念されます。令和2年度の見込みとして、基金残高は15億5,700万円の減、地方債残高は24億6,900万円増大すると推測され、令和4年から6年頃にかけては、一時、健全化指標も悪化するとされています。財政健全化に向け、事業の選択を行うとともに議会としてのチェック機能を果たしていくことが必要です。

 

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出雲市議会農政議員連盟

2020年 2月 21日

― 株式会社「出雲野菜」との意見交換を実施 ―

 出雲市議会農政議員連盟と㈱出雲野菜との意見交換を実施しました。㈱出雲野菜は、新規就農者を中心に安来市・松江市・出雲市・雲南市・奥出雲町・飯南町の農家会員20軒、小売店やホテル、仲卸、まちづくり会社などの農家外会員10軒で構成され、平成29年に設立されています。「食で地域を元気にします」を理念とし、農業を通じて出雲圏域に若者が定住できる環境をつくることで地域活性化を図り、持続可能な社会を目指すことを目的としています。小売店や仲卸とタッグを組んだ取り組みは、島根地産地消の店審査委員賞も受賞されています。

意見交換では、親元就農者にも独立就農者と同様に給付金、物流の問題を解決するため地域商社、作業場施設の賃貸利用制度、農作業における人的支援制度などが必要といった課題があげられました。国による給付金制度については、新規就農者には手厚いものがあります。しかしながら、親元就農者やIターン就農者にとって経済的に自立するには難しい側面があり、特に農業面積を拡大していくにあたっての作業場確保や人的支援、農地情報の提供などに対し、さらなる支援が必要であると感じました。出雲市としても可能な支援を行うとともに、出雲地方を元気にする農業広域連携販売のモデルケースとしてPRし、就農者を増やす取組みに活かしてほしいと感じました。

意見交換のようす

意見交換のようす

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空き家活用特別委員会

2020年 2月 21日

― 具体的な調査内容について協議 ―

 建築住宅課空き家対策室から、今後の空き家対策事業に係る流れについて説明を受けるとともに、特別委員会の今後の具体的な調査内容について協議しました。

国においては、「空家等対策の推進に関する特別措置法」が平成27年に完全施行され、出雲市においても法令に基づき、「出雲市空家等対策計画」を平成29年度から令和3年度までの5ヵ年を計画期間として策定しています。国は、計画期間を迎えるごとに空家等の状況変化を踏まえて計画内容の改定などを求めていることから、出雲市では、平成27年度に行った実態調査を来年度に再度実施することとしています。

また、2月に実施した空き家相談会について報告がありました。相談件数は52件で、分野別では不動産業者、行政書士、司法書士の順に相談が多くなっています。予想以上の相談件数であり、空き家への関心の高さが伺えます。専門分野のスタッフ確保、NPO法人との連携のあり方に課題は残っているようですが、継続して実施していくことにより、さらに空家の適正な管理と予防につなげていくことが必要です。

そのほか、空き家に係り、現在、法務省の法制審議会で審議中の民法・不動産登記法改正に向けた検討状況についても報告がありました。主な方向性として、所有者不明土地の発生を予防するための仕組みとして、不動産を取得した相続人に、相続登記・住所変更登記の申請を義務付ける、限定された要件を満たす場合にのみ、土地所有権の放棄を認め、放棄された土地を国に帰属させることなどが検討されているようです。

特別員会としての今後の具体的調査内容としては、これまでの課題を整理しながら、空き家の管理・予防・抑制などに関する条例制定に向けた議論を中心に進めていくことが提案されました。しかしながら、国の法令改正は令和2年度中の法案提出予定となっていることから、これを踏まえた検討も必要となってきます。協議した結果、次年度に再度協議のうえ調査内容を具体的に決めていくこととなりました。

特別委員会での質疑

特別委員会での質疑

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全員協議会

2020年 2月 18日

― 5項目の一般行政報告 ―

 3月議会初日となる全員協議会が開催され、5項目にわたる一般行政報告がありました。

主な報告として、「新型コロナウイルス感染症の対応状況について」は、2月16日現在、中国はもとより、世界中に感染者が広がっているコロナウイルスの感染発生状況が報告されました。うち日本ではクルーズ船(ダイヤモンド・プリンセス号)における感染者355人、その他で53人の感染者が確認され、死亡者が1人となっています。感染症対策本部の設置や情報提供、相談窓口の設置など、国の対応状況、県の対応状況、市の対応状況がそれぞれ報告されました。市としても市民への情報提供や相談対応をはじめ、注意喚起、庁舎および公共施設における感染予防対策なども行っています。今後、観光客、観光施設、経済産業界などにさまざまな影響がでることが懸念されますが、政府による迅速な情報提供により、未知なるウイルスに対して正しく向き合い、対応していくことが必要です。

「大規模盛土造成地マップの公表について」は、谷や沢を埋めた造成地で活動崩落が発生している状況から、宅地地盤災害を未然に防止するため、地方公共団体が大規模盛土造成地を把握して公表することとなったものです。市内においては、谷埋め型(盛土面積3,000㎡以上)86ヵ所、腹付け型(盛土する前の地盤面の水平面に対する角度が20度以上、かつ盛土の高さが5m以上)16ヵ所のあわせて102ヵ所が公表されました。現在のところ、市内では地盤の変状は見られないとのことですが、住民および土木委員への情報提供をはじめとした注意喚起を継続して行っていくことが必要です。

「少人数学級編制について」は、県が示している少人数学級編制の見直しについて、小学校第1学年では30人学級編成を維持し、他学年においても段階的に増やすことなどが示されたことから出雲市として了承したことが報告されました。また、小学校スクールサポート事業の廃止については、小学校1・2年、中学校1年に後継的な措置をとることで了承したことが報告されました。県事業である少人数学級編制およびスクールサポート事業については、県に決定権があることから致し方ないとは思いますが、これまでの取り組みの検証がなされないままの政策転換には疑問が生じます。

全員協議会のようす

全員協議会のようす

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高校生との意見交換会

2020年 2月 4日

― 出雲西高等学校の生徒と有意義な意見交換  ―

 出雲市議会広報広聴調査・推進委員会が主催する意見交換会が出雲西高等学校において開催されました。議員8名と出雲西高等学校から生徒10名に参加いただき、テーマは「出雲の良いところともの足りないところを語り合おう~魅力ある出雲市をめざして~」と題して語り合いました。最初に、「出雲市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本目標達成状況や「市内高校3年生を対象とした定住等意識調査」の結果について報告し、出雲市の現状を把握してから、2グループに分けて意見交換を行いました。

各グループで、出雲市の現状、良いところ、もの足りないところについて話し合い、生徒の皆さんからは積極的で建設的な多くの意見をいただきました。良いところとしては、地域の皆さんがやさしい、伝統行事が多く残っている、空気がきれいで環境が良い、自然災害が少ないなどがあげられました。そのほか、出雲神話や神在月など誇るべきものがあるといった意見もありました。特に、地域での絆の強さや人々のやさしさは、高校生の皆さんは強く感じているようで、将来生まれ育った地域に貢献したいという思いが強く伝わってきました。

一方、もの足りないところとしては、公共交通機関の不便さ、若者が流出して高齢者世帯が多い、空き家の増加、スポーツやショッピングなど若者の遊び場の不足などがあげられました。そのほか、自然災害が少ないので防災対策が十分か、伝統行事が続けていけるのかといった不安もあるとのことでした。高校生の皆さんも若い世代の減少によって、出雲市の良いところが薄れていくことを危惧されていました。

魅力あるまちにするアイディアとしては、メディアやネットを活用して出雲市の良さをもっと情報発信すべき、農地が多くあることから農業の大規模化、株式会社化、学校と地域の方との協働による事業をとおして地域の活性化を図るなどといった建設的なアイディアが数多く出されました。意見交換の前には、将来出雲市には住みたくないといった意見もあるものと思っていましたが、高校生の皆さんが出雲への愛着と誇りを持ち、地域の人々への感謝の気持ちが強いことがわかり、将来の出雲市を担っていく若者として大変頼もしく感じました。

最後に、グループ発表、生徒からの感想もいただきましたが、議員と高校生の皆さんが将来の出雲市についてともに楽しく語り合えた有意義な意見交換となったと思います。委員会としては、いただいたさまざまな意見を整理したうえで、市の政策へ積極的に活かしていくことが必要です。

意見交換会のようす

意見交換会のようす

参加者全員で記念撮影

参加者全員で記念撮影

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出雲市議会商工議員連盟

2020年 2月 3日

― 出雲の観光について学ぶ ―

 出雲市議会商工議員連盟が開催され、島根ワイナリーの工場見学および出雲の観光についての講演会がありました。

●島根ワイナリー

島根ワイナリーは、ワインの製造・販売を目的に昭和32年に「簸川地方葡萄加工所」として設立され、昭和61年には、観光工場として新築移転、「島根ワイナリー」としてスタートし、今日に至っています。

ワイン醸造館では、瓶詰作業ラインを見学しました。機械はイタリア製が使用され、国際規格に合ったワインの製造を目指しています。売上高は年間約13億円で、年間60~70万人の観光客が訪れています。また、「日本ワインコンクール2019」においては、国産ワインの最高峰である金賞・部門最高賞に輝いています。ワインをとおして葡萄の栽培技術と味覚を広め、さらなる島根ブランドの魅力発信に活かしてほしいと思います。

ワイン醸造館

ワイン醸造館

●講演会:「出雲の観光について」

講 師:(一社)出雲観光協会事務局長 稲根 克也氏

出雲市の観光入り込み客数は、平成25年、出雲大社正遷宮時の年間1,575万人をピークに減少し、平成30年は1,161万人となっています。一方、相次ぐ宿泊施設の建設などから、宿泊者数は年々増加して74万人となっていますが、外国人宿泊客数は7,800人と伸び悩んでいます。

出雲市の観光の課題として、観光入り込み客数が多いわりに宿泊者が少ないこと、外国人観光客の少なさがあげられています。滞在時間を伸ばす仕掛けやインバウンド対策の強化、日本遺産「日が沈む聖地出雲」、島根半島・宍道湖中海ジオパーク、国いつ公園満喫プロジェクトの3つのプロジェクトを絡めながら、さらなる事業展開の強化が必要です。

稲根克也氏による講演

稲根克也氏による講演

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