― 不戦の誓いを継承 ―
一の谷公園内にある平和祈念塔において、令和2年度の出雲市戦没者追悼献花式が開催され、参列しました。例年は平和祈念式典として「うらら館」で開催されていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により市内7ヵ所に分散し、参列者を限定しての開催となりました。
献花式は、戦没者に対する黙とうで始まり、出雲市長の献花および戦没者追悼・平和祈念のことば、出雲市遺族会会長の献花および戦没者追悼・平和祈念のことばと続きました。そして、最後に来賓、遺族の方々が献花しました。今年は、終戦から75年の節目の年を迎えています。先の大戦では多くの尊い命が奪われ、長崎、広島では人類史上初めて核兵器が使用されました。戦後、日本は戦争を引き起こす過ちを繰り返してはいませんが、戦禍の記憶は薄れつつあります。揺るぐことなく不戦の誓いを継承するため、私たちは過去に学び、未来を展望していくことが必要だと思います。