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出雲市科学館開館20周年記念式典・特別講演会

2022年 7月 16日

― 吉藤オリィ氏が特別講演 ―

 出雲市科学館開館20周年記念式典・特別講演会が開催され、参加しました。出雲科学館は、市内小中学校の児童・生徒が最新鋭で高性能の装置、機器、材料を使って平日に理科学習を行うほか、土日祝日を中心に子どもから一般を対象に科学・ものづくりに関するさまざまな生涯学習を展開しています。年間計画に基づく体系的な理科学習(学校教育)と生涯学習(社会教育)の機能を合わせ持つ全国でも珍しい施設として2002年7月20日に開館し、今年で20周年を迎えました。記念式典では、科学館のメッセージビデオの上映のほか、主催者である飯塚出雲市長のあいさつ、来賓として島根県教育委員会教育長代理垣本昭氏のあいさつなどがありました。

続いて行われた特別講演会では、「”対孤独の発明家”が描くテクノロジー社会のあり方」と題し、発明家の吉藤オリィ氏の講演がありました。吉藤氏は、孤独解消を目的とした分身ロボットの研究開発を独自のアプローチで取り組み、分身ロボット「OriHime」などを開発されています。また、障がいを持つ方への開発にも取り組まれ、ALSなどの患者さん向けの意思伝達装置、車いす電動アプリ、寝たきりでも働けるカフェの開発なども手掛けられています。講演では、「OriHime」開発の経緯やこれからの未来についてお話を聴くことができました。

飯塚市長によるあいさつ

飯塚市長によるあいさつ

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