岸みつぞう オフィシャルウェブサイト

参議院農林水産委員会出雲地方公聴会

2014年 5月 27日

―出雲市で初の開催―

農業の大規模化や企業参入の加速化を進める「農政改革」2法案について、参議院農林水産委員会の地方公聴会が出雲ロイヤルホテルで開催され4人の公述人が意見陳述しました。

長岡市長は「農業政策がころころ変わり、安定的な農業経営ができない。特に中山間地域の多い地方では国の継続的な支援が必要である」と述べました。

いずも農業協同組合の岡田常務理事は「生産調整の方向性を非常に不安視している。国は責任を持って取り組むべきだ」と述べました。

有限会社グリーンワークの山本代表取締役は、米の直接支払交付金の半減・打ち切りにふれ、「今後も続くとの判断のもとに設備投資・事業拡大した。その返済が残っているなかでの廃止は大きな事業計画変更を余儀なくされる。赤字の補てんのねん出は死活問題だ」と陳述しました。

樋ケ美郷町副町長はUIターンの若者による農業参画への取り組みを報告し、「美郷町のような中山間地では高齢化と農業の担い手不足が深刻な問題。国にはそうした支援策にもっと取り組んでほしい」と陳述しました。

その後、各党7名からの質疑がありましたが、総じて地域の農業政策には疎い感は否めませんでした。農業の現状は地域でまちまちですが、国としてこうした課題を網羅できるような使い勝手の良い支援策、特に島根県においては担い手不足の解消と草刈りなど効率の悪い中山間地域への支援策が急務であると感じました。