岸みつぞう オフィシャルウェブサイト

島根県東部四市議会議員交流会

2018年 1月 23日

― 雲南市の取り組みを学ぶ ―

  東部四市の議員交流会が、約100名の参加者のもと、雲南市役所において開催されました。講演は、全国的にも注目を集めている「小規模多機能自治による住民主体のまちづくり~雲南市の地域自主組織の取り組み~」という内容でした。

雲南市では、人口減少・少子高齢化は、コミュニティ機能が低下し、さまざまな問題が拡大するとともに、地域社会が崩壊するとの危機感から、合併時より住民意見の把握・集約を行い、地域実情を踏まえた事業・施策の協議や意見提案をする地域自主組織の設立を掲げ、現在、市内で30ヵ所の自主組織で積極的な活動が行われています。

小規模多機能自治とは、自治会・町内会より広域的な区域の中で、課題解決に向けて一人一人が中心となり、スケールメリットを発揮できるようにするというものです。そして、平成22年度からは地域の活動拠点を公民館から交流センターに移行しています。

これらの取り組みにより、24時間体制で要援護者の見守りとSOSを受信する「安心生活見守り事業」、小売店がない地域で民間会社と連携した「買い物支援事業」、地域住民の情報を把握する「福祉カードの作成」など、さまざまな事業が行われ、地域の活性化とともに、安心・安全につながっています。また、地域同士の学び合い・高め合いの場や地域と行政の協議の場の設定など、積極的に地域から行政へと意見反映していくシステムも構築されており、全国的な普及推進を図る小規模多機能自治推進ネットワーク会議も雲南市が中心となって設立されています。

雲南市の全国に先駆けた取り組みは、中山間地域や海岸部を有する出雲市においても十分参考となり得るものでした。隣接した市でもあることから、多くの情報を集約することも可能であり、今後は市内の各地域とも協議していくことが必要だと感じました。そして、将来的には、出雲市内においても、地域活性化を図るさまざまな事業が展開されていくことを期待します。

講演する板持地域振興課企画官

講演する板持地域振興課企画官