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公会計研修会

2018年 10月 18日

― 統一的な基準による地方公会計の整備促進について学ぶ ―

 日本公認会計士協会主催の公会計研修会が松江市県民開会において開催され、参加しました。講師は日本公認会計士の川口雅也氏で、「地方公会計の新たなステージにおける地方議会の役割~財務書類の残された課題と新たな活用方策~」と題して行われました。

公会計制度については、平成27年に総務省から「統一的な基準による地方公会計の整備促進について」が発出され、固定資産台帳の整備と複式簿記の仕分けを前提として財務書類を作成することにより、予算編成時などに積極的に活用することが求められています。経済が右肩上がりで成長していく時代ではない現代において、特に資産老朽化問題への対応は待ったなしであり、行政もダウンサイジングを含めた「規模の適正化」が求められる時代となっています。現状を把握し、将来の意思決定判断材料とするための財務書類の作成は不可欠であり、事業別財務書類の作成により、公会計情報の活用が進むとの説明がありました。

公会計制度にあたり、事業別・施設別財務書類を作成することによってすぐに課題を解決することにはなりませんが、細かな公会計情報を複数年にわたって蓄積し、評価することで有効活用できます。成果とコストが見合っているか継続したチェックが必要です。

川口雅也氏による講演

川口雅也氏による講演