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農政研修会

2020年 2月 4日

― 島根県の農政について学ぶ ―

 出雲市農政会議が主催する農政研修会がJAしまね出雲地区本部において開催され、参加しました。内容は、島根県農林水産部長の鈴木大造氏を講師に迎え、「島根県農業水産基本計画(仮称)」の骨格について【農業】」と題した講演会が行われました。

島根県では令和2年度から令和6年度において、設定する重点取り組み分野の農業産出の効果額を100億円増やすことを目指しています。重点取り組み分野としては、「ひとづくり」として、年60人以上の新規就農者の確保、1,000人以上の中核的担い手の育成、集落営農法人における経営多角化(水田園芸など)の実施率60%以上など、具体的な目標値を設定して取り組むとされています。また、「ものづくり」として、水田園芸、有機農業、GAP、肉用牛生産、持続可能な米作りを重点に取り組むとされています。「農村・地域づくり」としては、275の担い手不在集落で担い手不在解消を目標に掲げ、日本型直接支払制度の取り組み拡大、地域が必要とする多様な担い手の確保・育成、鳥獣被害対策の推進に取り組むとされています。

島根県の農業の課題として、80%以上の農業従事者が米作りを行い、水田園芸が極めて少ないことが指摘されました。島根県では、水田園芸が安定的に拡大するよう、育苗から栽培、出荷・販売までを一括して行い、労働力対策にもつながる「拠点」を核に各品目で産出額10億円以上を達成することを目標としています。

担い手の確保・育成のほか、付加価値を付け、安定した収入が得られる農業形態への転換を図る必要性を感じました。

鈴木大造氏市による講演

鈴木大造氏市による講演