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決算特別委員会

2020年 9月 17日

― 令和元年度決算13件を認定すべきものと決定 ―

決算特別委員会には、「令和元年度出雲市一般会計歳入歳出決算認定について」のほか、「令和元年度出雲市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」など各特別会計の歳入歳出決算認定9件、「令和元年度出雲市水道事業会計決算認定について」「令和元年度出雲市病院事業会計決算認定について」など公営企業会計の決算認定3件のあわせて13件の認定案件が付託され、3日間にわたって審査されました。

令和元年度の一般会計の総額は、歳入が808億6,359万円、歳出が795億7,380万円、歳入歳出差引額は12億8,979万円となりました。また、実質単年度収支額は、2億1,275万円の黒字となりました。この結果、自治体の財政力をはかる実質公債費比率は、1.2ポイント改善され、14.3%、将来負担比率は前年度から6.5ポイント改善し、159.6%となりました。出雲市財政計画における計画目標の達成状況を見ると、地方債残高や実質公債費比率は着実に改善が進んでいます。しかしながら、今後は社会保障費の増に加え、次期可燃ごみ処理施設、新体育館、学校再編による新設小学校などの大規模な建設事業の本格化や会計年度任用職員制度の導入に伴う経費の増などが見込まれ、経常収支比率の悪化が懸念されます。引き続き、行財政改革の取り組みや歳出全般にわたる経費節減により、歳出規模の適正化に努める必要があります。

特別会計(9会計)の決算総額は、歳入が408億7,381万円、歳出が400億1,965万円、歳入歳出差引額は8億5,416万円となりました。また、実質単年度収支額は、2億5,859万円の赤字なり、一般会計と特別会計を合わせた実質単年度収支額は4,584万円の赤字となりました。

水道事業会計では、収益的収支における決算額は、収入が32億9,192万8千円、支出が31億1,957万1千円で、収支差引は1億7,235万7千円の純利益となっています。また、資本的収支における決算額は、収入が8億3,727万2千円、支出が22億2,195万5千円で、収支差引は△13億8,468万3千円となっています。令和2年4月から、経営の安定化と施設整備の推進を図るため、水道料金を平均12.5%引上げる料金改定が行われています。今後も給水人口の減少や節水機器の普及などによる給水量の減少が見込まれ、厳しい経営となることが予想されます。引き続き安全・安心な水道水を安定供給する事業経営を目指す必要があります。

病院事業会計では、収益的収支における決算額は、収入が32億9,130万7千円、支出が34億2,886万2千円で、収支差引は△1億3,755万5千円となりました。順調に推移していた入院・外来収益に係る患者数が新型コロナウイルス感染症拡大の影響による受診控えなどにより2月以降当初の見込みを大きく下回ったことが要因となっています。そのため、減価償却費や長期前受金戻入などの現金を伴わない支出および収入を除いた現金収支は、1,984万3千円となりましたが、新改革プラ目標値を大きく下回る結果となっています。また、資本的収支における決算額は、収入が2億6,977万8千円、支出が4億1,477万7千円で、収支差引は△1億4,499万9千円となっています。今後、超高齢化社会の進展による在宅医療や介護の必要性が増し、医療ニーズが大きく変化することが見込まれますが、健全で安定的な地域医療を確保することが求められます。

下水道事業会計は、令和元年度から地方公営企業法の規定の全部を適用し、新たなスタートを切っています。収益的収支では、収入が65億8,184万3千円、支出が61億2,809万8千円となり、収支差引は4億5,374万5千円の純利益となっています。資本的収支は、収入が55億6,376万9千円、支出が58億8,552万9千円となり、収支差引は△3億2,176万円となっています。公共下水道事業では、供用開始区域の拡大などにより、収入が増加していますが、その他の事業においては地域の人口減少などの影響により、横ばいか減少しています。維持管理費、減価償却費および企業債償還利息などの固定的な経費が多額に必要な状況であり、経営状況は厳しくなっています。

審査の結果、一般会計、特別会計、企業会計それぞれの認定案件については、全会一致により認定すべきものと決定されました。

決算特別委員会のようす

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